ビリー・ジョエル in 東京ドーム |
ビリーは、私が初めてコンサートに行った洋楽アーティストで、その時は武道館での
”グラス・ハウス・ツアー”でした。(1曲目は『ガラスのニューヨーク』)
この日の客席の年齢層は明らかに高く、平均40代といった所でしょうか。
(中には高校生ぐらいのお子さん達と来ている方もいました)
みんな10代の頃からビリーを聴いていたのでしょう。わくわく感が伝わってきます。
私もなんだか古い友人に会うような気分で、こんなスペシャルなライブのチケットは、
いつもの”e+”や”チケぴ”ではなく、は久々にウドーで予約しました。
その甲斐あってか、(後楽園球場では何度かありましたが、)初めてのアリーナ席。
定刻を少し過ぎて、ビリーがステージに上がると、客席は当然オールスタンディング。
1曲目は 『怒れる若者(ニューヨーク物語)』 (かっこ内は収録アルバム)
イントロで、ビリーは中腰になってパワフルにピアノを弾きます。
私は始まる前は、「風貌もナチュラルスキンヘッドになってるし、歌声は衰えてるかなぁ」と
思っていましたが、そんな事は余計な心配でした。
歌声も全然変わらず、よく声が通っています。
1曲目が終わり軽く挨拶をしてから、続いては、またもピアノの連打からのイントロ。
第九の旋律を一節奏でてから 『マイ・ライフ(ニューヨーク52番街)』 に入りました。
客席も、のっけからエンジン全開。 サビはみんなで歌いました。
『マイアミ2017(ニューヨーク物語)』 の後は
日本でおなじみの 『オネスティ(ニューヨーク52番街)』。
当時、チョコホットのCMで使われていましたね。
ビリーは、1曲歌うと息を整え、次の曲のアルバム名とリリースした年を言ってを弾き始めます。
『エンター・テイナー(ストリートライフ・セレナーデ)』 をはさんで、
『ザンジバル(ニューヨーク52番街)』 では、ジャジーなトランペットのソロがありました。
そして、こういうソロでフューチャリングされる楽器毎に、メンバーも紹介していきます。
『ニューヨークの想い(ニューヨーク物語)』 ではサックスでした。
『アレンタウン(ナイロン・カーテン)』
『ドント・アスク・ミー・ホワイ(グラス・ハウス)』
『ストレンジャー(ストレンジャー)』 (←多分この曲でビリーを知った人は多いでしょう)
『素顔のままで(ストレンジャー)』
とヒット曲のオンパレード。
もうこの辺まで聴ければ十分満足。お腹いっぱいです。
『ムービング・アウト(ストレンジャー)』
『イノセント・マン(イノセント・マン)』
『シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン(ステレンジャー)』
中盤落ち着いた曲を持ってきてから、終盤はアップテンポな曲が並べ、ビリー自身も
ピアノを離れて、ギターを片手にステージ上を右へ左へと動いていきます。
『ハートにファイヤー(ストーム・フロント)』
『ビッグ・ショット(ニューヨーク52番街)』
『ロックンロールが最高さ(グラス・ハウス)』
この辺は、往年の西城秀樹かと思う程、思い切りスタンドマイクをぶん回していました。
『ガラスのニューヨーク(グラス・ハウス)』 で一旦終了。
~アンコール~
ビリーはジャイアンツの野球帽をかぶって登場。
こういうおちゃめな所は変わっていません。(本当はNYヤンキースのファンでしたっけ?)
サクラ~サクラ~♪ に続いては、これも名曲 『イタリアン・レストランで(ストレンジャー)』
そして締めはビリーの代名詞とも言える曲 『ピアノ・マン(ピアノ・マン)』
歌も演奏も良かったし、選曲も 「ストレンジャー」を中心にヒット曲が満載で、初めから
終わりまで楽しめました。
次はいつ会えるなぁ…