マドンナ Confessions Tour in 東京ドーム |
(最近こういうの多いな・・・)
あの時はS席アリーナで見ましたが、今回アリーナの良席は5万円のプレミアムシートで、更にステージ付近の席はオークション席(最高額は50万だそうな)、というマドンナ価格になっていたので、スタンド席に落ち着きました。
とは言っても初のバルコニー席だったので、ちょっとお得な感じがしました。
入口が専用なので入退場も混雑しませんし、座席が4人5列ずつなので、出入りが楽です。
開演前、バルコニー席から見た様子。
両脇のスクリーンの隣に、大きな馬が描かれています。
(この日はカメラ全面OKだったので、隠し撮りじゃないですよ)
開始予定は19:00だったんですが、平日の客の入りを考慮したのか、かなり待たされます。
ようやく場内が暗転したのが、20:00過ぎ。
馬が駆ける音をSEにして大スクリーンにマドンナの姿が現れます。
中央ステージ上に、大きなミラーボールが降りてきます。
ミラーボールが割れ、中からついにマドンナ登場!
1.Future Lovers
乗馬服に身を包み、手にはムチ。 男性ダンサーにまたがったりして、SMチックでした。
2.Get Together
帽子と上着を脱いで、ステージの端まで走っていきます。
3.Like A Virgin
やっぱり、この曲がなくっちゃね。会場も一体になって盛り上がります。
マドンナは鞍のようなモノに乗って、スチール棒に体を妖しく絡ませて歌います。
4.Jump
この曲ではBステージ通路に設置したバーをダンサーが次々とJumpしていきます。
(一瞬「KUNOICHI」を思い出しました。アクロバットダンサー三宅さん、どう?)
5.Live To Tell
そして各地で物議をかもし出した十字架のセット。
張り付けになったマドンナが、ゆっくりと起き上がってきます。
国や宗教によって受取り方は色々あるようですが、マドンナは世界の平和について歌って
います。 身の危険を怖がらずメッセージを発する姿は、かつてのジョン・レノンのようです。
6.Forbidden Love
7.Isaac
8.Sorry
PVにあったような、檻のセットが出現。 ダンサー達の踊りも激しくなります。
9.Like It Or Not
イスを使ってのアクション。 この人はどんな小道具でもサマになりますね。
10.Sorry (Remix Video Interlude)
11.I Love New York
ここで、エレキを片手にスタンドマイクで歌います。 マドンナのギター姿は初めてだったので
新鮮でした。 ややハードロック調に弾いてました。
バックはNYの夜景。 多分NY公演では盛り上がったんでしょうね。
12.Let It Will Be
13.Ray Of Light
14.Drowned World/Substitute For Love
ハンドマイクに持ち替え、客席近くに寄ってきます。
(キーボード下のミッフィが気になる・・・ 好きなのか?^^)
15.Paradise (Not For Me)
今度はアコギを片手に。 バックは桜の花びらが舞い落ちる映像で、とてもキレイでした。
桜って極めて日本的なイメージがあるのですが、各国でも同じ映像が流れたようです。
16.Music (Disco Inferno Mix)
ここからは本格的にマドンナのダンスタイムです。
真っ白のスーツは、『Sorry』のメイキングでも言ってましたが、恐らくジョン・トラボルタ
(サタデー・ナイト・フィーバー)に敬意を表したものだと思われます。
17.La Isla Bonita
アップテンポにアレンジされた曲で、そのまま会場中盛り上がります。
バックがリゾートチックな感じで開放感のある演出でした。
18.Erotica / You Thrill Me
19.Lucky Star
曲の後半から、ABBAの 『Gimmi Gimmi Gimmi』 のサンプリング音が入ってきます。
このつなぎがメチャメチャカッコよかったです。 (ABBAもスゴイ事を再認識)
20.Hung Up
衣装をレオタードに着替えて登場。
大腿部の筋肉ってなかなかあんな風に付かないですよ。
この均整の取れたボディはストイックな努力の賜物です。
ダンサーを従えてステージを這い下りて来ます。
(ちょっとブレて見にくいですが)天井から金色の風船が降ってきました。
マドンナは観客にマイクを向け、「Time goes by so slowly♪」と何度も歌わせます。
あっと言う間の2時間で、ぜんぜんゆっくり過ぎた感じしなかったですけど・・・^_^;
男性ダンサーの日の丸鉢巻きには 「闘魂」 「根性」 「日本」 の他に 「合格」 なんてのも
あったようです。 日本仕様の演出で嬉しいですね。
そして、曲が終わるとステージ中央に集まり、円形のスクリーンが下りて、マドンナ達は
消えていきました。
最後に映し出された文字がこれ
「Have You Confessed ?」
これだけのダンス、構成、セット、映像が一体となった極上のショウを見せられたら、
何も悪いことしてなくても、「はい!」って答えてしまいそうです。
アンコールは無し。
そう、これは"コンサート"ではなく、ひとつの完成された"舞台"だったんです。
ワールドツアーの最終日だったんで、少しはサプライズを期待はしたんですが・・・
完璧主義のマドンナらしいですね。
80年代のスターが今でも第一線でやってるのは嬉しいものです。
あれだけ元気に飛び跳ねていたのですから、きっと、再び日本に来てくれるでしょう。
終わった後、頭の中で 『Gimmi Gimmi Gimmi』 がぐるぐるしてます。
ABBAも復活しないかな?
2006.9.21 東京ドーム
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