竹内まりや10年ぶりの武道館♪ |
私にとっては、 昨年の達郎のライブ(NHK)でゲストに来た時に見ましたが、
彼女の単独ライブを見るのは初めてです。
まりやさんは、それこそデビュー当初からTVやラジオでよく聞いていましたし、
他の歌手に書いたものを含め、ヒット曲は沢山あります。
ライブに行くまでもないけど、気が付けばレコードやCDも持っている、
という「誰もが知っている」アーティスト。
結婚後は育児を優先していてライブは滅多にやらなくなっていたので、
今回のチケット入手も大変だったようです。
運よく先行で当たったチケットは、クリスマスカラーでした(^_^)
ライブは、1部のオープニングアクトがあり、
3日はBOX、4日はセンチメンタル・シティ・ロマンス。
まりやさんに縁のあるアーティストが務めました。
そのBOX。
杉真理(Vo, G)
松尾清憲(Vo, G)
小室和幸(B)
田上正和(G)
というミュージシャンのユニットで、ビートルズを敬愛する方々ならでは
サウンドを意識してました。
ただ、当たり前ですが、竹内まりやを聴きにきている観客に対して、
BOXの曲は殆ど知られていない(私もまともに聴くのは初めて)ので、
パラパラと拍手は起きるものの、それで盛り上がるという感じではありませんでした。
MCでは、「ビートルズが立った武道館に立ててうれしい」と言ってましたが、
そんなに好きならビートルズナンバーでもやった方がよかったのにと思いました。
そして数曲披露して、いよいよ竹内まりや登場か!と思った所へ、
「ステージ転換のため、20分の休憩」とアナウンスが入った時は、
会場全体から「え~~~~っ!」と不満の声が^^;
ただ、この日は平日の18時30分開始で、BOXが始まってからも会場に入ってくる
観客が多く、前座+休憩のおかげで間に合った人も多かったのでは?
休憩を挟んで、なぜか英語のアナウンスからいよいよ本編開始!
最初にバックバンドがセッティングに入り、舞台袖から白ワンピースのまりやさんが、
ギターを抱えて登場♪
『家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)』
ん???
初っ端から声出てない?
音もたまに外すし、なんかバランスが悪いです。。。
モニタの位置がBOXの時はフロントにあったのが、後ろに行ってて
自分の声が聞こえにくいのかな~とか、
マイクが調子悪いのか?とか、
色々と原因を考えながら見てました。
続いて
『マージービートで唄わせて』
『毎日がスペシャル』
達郎さんのカッティングは、相変わらず軽やかですね。
必要以上に出てくる事もなく、今日は完全に裏方に徹してます(*^_^*)
ここでやっと挨拶
「10年振りにお会いできて感無量です」
『象牙海岸』
『告白』
「30周年で武道館でやってから10年経ってしまいました」
まりやさんの話し声というのは、適度に低いトーンで口調もとても柔らかく、
聴きとりやすいですね。
なんか癒されます(#^.^#)
『僕の街へ』
『元気を出して』
今でも10代の方から一番人気がある曲だそうです。
と、ここで「10代の方はどのくらいいますか~?」と年代別リサーチ。
10代はパラパラで、40代・50代が圧倒的に多かったです(^。^)
60代もそこそこいました。
この辺になったら、Voも安定してきました。
やはり久々のライブ、しかも武道館という事で緊張していたんですね。
佐橋さんを紹介する時、シュガーベイブのインストアライブを見に行った時に
同じ会場に来ていたそうで、佐橋さん当時は中学生で、自転車で来てたようですw
その時達郎を初めて見たまりやさんは、
「すごいPOPな音楽やってるのに、自分より長い髪で陰気な人」
という印象だったそうです(^。^)
『五線紙』
『ウィスキーが、お好きでしょ』
デビューのきっかけとなった大学時代一緒のサークルだった杉真理さんの作品。
多分杉さんの最大のヒット(?)で、20年前に石川さゆりさんに書いた曲を、
今年まりやさんがカバーしています。
今回はややジャズっぽいアレンジで歌いました。
杉さんとのコラボが実現するかと期待しましたが、最後まで現れず。。。
明日はBOXは出ないから遠慮したのでしょうか?
『みんなひとり』
『駅』
ここでバックバンドの紹介。
小笠原拓海(Dr) モテるのですが、彼の嫁は達郎とまりやさんが面接するそうですw
伊藤広規(B) 殆どのまりや作品を弾いてます。利き酒ができるそうです。
佐橋佳幸(Gt) バンドのムードメーカーだそうです。松の旦那。
難波弘之(Pf) 東京音大の準教授、SF作家でもあります。
柴田俊文(Key) オルガンプレイヤー
土岐英史(Sax) 外国人の風貌で白系ロシアが8分の1入っている。
国分友里恵(Cho)讃美歌集も出すシンガー
佐々木久美(Cho)ハリキリガールw
三谷泰弘(Cho) 元スタレビ。今度根本さんとライブやるそうです。
「三谷君に玉葱をもらってお礼のメールを送ったら、三谷幸喜さんに送っちゃった^^;」
まりやさん天然ですww
山下達郎(Gt、Cho、Per)
只今アルバム制作中で、いつ出るの?と振られて
川´3`)「すいませ~ん!」
まりやさんの予想では「5月に出ます」だそうです(^^♪
『プラスティック・ラヴ』
やっぱりイイ曲だな~
後半に今まで抑え気味だった達郎コーラスがガンガン入ってました。
もうそれだけで豪華☆
今度、月ラジで歌おう♪
『チャンスの前髪』
『J-BOY』
本編最後は
『人生の扉』
---アンコール---
「M」の字が大きく書かれた赤いTシャツに白いジョッキーパンツで登場。
何着てもスタイルがいいから似合いますね^^
「きっとフライドキチンが食べたくなると思うよ」とスポンサーに配慮して。
『すてきなホリディ』
『アンフィシアターの夜』
『不思議なピーチパイ』 ~ 『セプテンバー』(ワンコーラスずつのメドレー)
バックバンドがみんな下がって、難波さんの席=ピアノの前に座ります。
最後は弾き語りで
『いのちの歌』
でも、出だしをちょっと弾いた所で
「もう1回やります」とやり直し(^。^)
一人だと自分のペースで歌えますからいいですね。
終わってみれば、とても落ち着いたコンサートで、最初は「これで最後まで歌えるのか」
とハラハラしましたが、ライブが進むに従って声も安定してきてよかったです。
月末に大阪が残ってますが、多分そこが一番いい出来になるでしょう。
欲を言えば『もう一度』も生で聴きたかったな~
あと『時空の旅人』や達郎とのデュエットも…
今回、チケットが取れなかった人も沢山いたでしょうし、来年状況が許せば
達郎本人のツアーと並行してまりやさんのツアーをやってほしいですね。
最後に「またお会いしましょう」と言っていたので可能性はあると思います(^^)v