スカパラ × Superfly in Zepp Tokyo |
雑誌Switchの25周年という名目で組まれたイベント。
名古屋・大阪は、HIATUSが前座だったのですが、東京は「東京」だけあって(?)
東京スカパラダイス・オーケストラとのコラボ。
スカパラは、前にPUFFYと『ハズムリズム』を共演した時に生で見ましたが、
単独でライブを見るのは初めてでした。
ブラスだけで歌わないのかと思ったら、途中で(何の曲か知りませんが)
歌が入ったり、インストの曲でも合いの手を入れたり、客席を煽ったりと、
ライブで会場を盛り上げるにはピッタリのバンドでした。
ただ当たり前ですが、全曲「スカ」のリズムなので、殆ど同じ曲に聞こえてきて、
1時間弱でしたが、最後の方は正直「早く終わんないかな~」と思ってました(^_^;)
いや、演奏は素晴らしかったんです。
特にバリトンの人はすごかった…
一方、Superflyは今回は通常のツアーバンドではなく、
The Lemon Batsというスーパーバンドと出演。
メンバーは…
百々和宏(Gt) MO'SOME TONEBENDER
八橋義幸(Gt)
蔦谷好位置(Key)
日向秀和(Ba) 元ZAZEN BOYS
中村達也(Dr) 元Blankey Jet City
以前『Rock And Roll Hoochie Koo』というシングルカップリング曲で
百々和宏、日向秀和、中村達也が演奏した事があり、そこからの流れかと思います。
セットリストはこんな感じ。
01. Dr.Feelgood(Motley Crue)
02. Beat it(Michael Jackson)
03. 誕生
04. Barracuda(Heart)
05. White Room(Cream)
06. マニフェスト
07. I Saw Her Standing There(THE BEATLES) *Vo.百々
08. ダンス天国(The Walker Blothers)
09. Free Planet
10. Alright!!
11. Rock'N'Roll Hoochie Koo(Rick Derringer)
EN1. Bitch(The Rolling Stones) *withスカパラ
EN2. Born to Lose(Johnny Thunders)
これだけ濃いメンツから出てくる音は、相当分厚いのですが、
それに全く負ける気のしないVoは、いつにも増してパワフルでした。
バラード一切なしの完全ロック仕様のライブは、志帆さんも百々さんも
「またやりたい」と言っていたように、一つの完成形だったかもしれません。
オリジナルはたった4曲ですが、どのカバーもオリジナルのようでした。
特にCreamのカバーは中村さんの重たいDrと相まって、この日のベストテイク☆
できれば、このメンツでもっと色んな曲を聴いてみたいです♪
名古屋・大阪では「人が舞った」との声が聞こえていたので、少々警戒していたのですが、
この日は観客もマナーを守って、とても見やすかったです(^_^)