君こそスターだ! 三宅の夏 筋肉ミュージカル2007 「祭」 |
初日のロビーはお花でいっぱい。
なぜか船越英一郎からも届いてましたw
(誰かサスペンスドラマ出てた?)
入り口で渡される香盤表(演目毎の出演表)を見ると、春公演に比べて、男子が20人→10人、女子が24人→14人と、かなり人数が少なくなっていて、演目も28個→21個に減っていました。
その分、一つの演目をじっくり見られ、一人一人の出番は増えるので、必然的に演者の負担は大きくなります。
短期間での練習も、さぞかし大変だったろうなと思います。
定刻をやや過ぎてから開演。
「祭」がテーマだけあって、全員着物をベースにした衣装で登場。
今日は7列目真ん中左手の席だったので、センターステージが近く、演者の皆さんの迫力がよく伝ってきます。
『得意技披露ノ宴』という演目で、各々の身体能力の高さを存分に見せつけられ、客席は早くもヒートアップします。
いくつかの演目は、過去にやったもののVerUP版だったりもしますが、新しい演目の中で目を引いたのが『頭連板』。
先日アメリカでも放送され、”Queen Ayako Miyake”の名前を世界に知らしめた女版SAKUKEの”KUNOICHI”で、第3ステージの最後にある種目が、「倒連板」です。(写真左)
見ての通り、幅20cmぐらいの倒れそうな板を、40枚ぐらい並べて渡るという、バランス感覚と持久力が必要な種目です。
当然演者には、世界で唯一KUNOICHIを3連覇している三宅さんの名前が入っていますが、他は男子9名??
どんな事をするのかと思ったら、なんと!通常の「到連板」が何個か続いた後は、板と同じ真っ白なタイツに頭まですっぽり身を包んだ男子がずらっと整列。
三宅さんは、板の代わりに、この「頭」を踏んで進んでいきます。(だから『頭連板』)
相手が板なら、自分でコントロールする事も出来るでしょうが、人の頭では踏むには不安定。
いかに屈強な首を持っていても、頭部が震えているのが分かります。
それを慎重に一歩ずつ進んでいく三宅さん。時間が長く感じます。
「落ちたら終わり」の緊張感の中、なんとか最後まで到達できました。
三宅さんは、この他にもバイクとラートの競演や、ジャンプBOXなど、女子では最多の14演目に出演。
全員参加の演目でもセンターポジションになる事も多く、正に「三宅のための夏祭り」とでも言えそうな主役級の大活躍でした。
この公演を通して、より多くの人に三宅さんのパフォーマンスの凄さが伝わればうれしいですが、これを夏の間、水曜・日曜は2公演、土曜日には3公演こなしていくのですから、相当ハードなはずですね。
また何度か見に行こうと思いますが、くれぐれも怪我のないように乗り切ってほしいです。